オステオパシーについて〜身体は繋がっている2~骨編2

リコイルテクニック

前回は腰の施術を行ったことによって、手の痺れが緩和したという例のお話をしました。身体とそれに起こる症状というのはやはり離れた場所でも関連づいているのでしょうか?
もう一つ、更に「そんなところが?」という興味深い例のお話をします。
40代男性で腰痛を訴えておられます。2〜3回身体を診て施術を行い楽にはなって頂けるのですが、3週間位のうちに痛みがぶり返してくるとの事です。比較的身体を使われるお仕事ではあるので、「そのせいでしょう?」と言ってしまってはそこで終わり。勿論、普段の生活習慣には気を付けて頂きたいのですが、今一度身体全体をオステオパシー検査で診ていきました。
どうも足の親指(確か右足)、しかも骨と骨がつながる関節ではなく骨そのものに強い硬さがみられます。
「ここ怪我とかされた事あります?」とお聞きすると、その方は記憶がないけど赤ちゃんの時にどうも骨折をした事があるとお母さんから聞かされた事があるとの事でした。
「おそらくこれだろう…」他の個所の問題とも比べながらどうもその足の親指の問題が大きく感じるのでそれをリリース(緩める事、柔らかくする事)を専門的にはリコイルという方法を使って行いました。
次、三週間くらいして来られた折、いつもの腰の痛みがその三週間はなかったとの事!
赤ちゃんや子供さんの時に身体の構造に起きた問題がその後の人生の健康状態に大きく関わるというのはオステオパシーでは常識的な事で、フランスのオステオパスがセミナーでおっしゃってたのは90%の国民がオステオパシー施術を受けたことがあり、赤ちゃんに至っては100%オステオパスにみせると言われていました。
今回は腰の痛みが、足の指に関連していたと思われる例のお話でした。そんなに離れていて、しかもそんな小さなところでもやはり関係があるのでしょうか?
今まで2回は離れているとはいっても骨同士のお話でしたが、次回は内臓のお話をしてみます。今日はここまで!
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