オステオパシーについて〜身体は繋がっている8~神経編

身体は繋がっているシリーズ、今日は神経系です。
神経系には、痛みや痺れなどを感じる知覚神経、動かしにくさなどを感じる運動神経がありそうした神経(手足や体幹)を評価、施術する手段がオステオパシーにはあり、症状軽減に良い結果をもたらしてくれる事がよくあります。
また、より全身の制御に関係する中枢神経や自律神経もありますが、今回は興味深い例としてこちらの神経に関する症例をご紹介します。
一か月に一度ほど通って下さっている女性なのですが、近々バス旅行で九州に行かれるという事でした。この方小さな頃から極端に乗り物酔いしやすく、街中のバスなどは10分も乗っていると吐いてしまうとの事でとても不安だという事です。
それはそうです。楽しい旅行のはずが憂鬱になりますよね。
全身を評価して施術したうえで、迷走神経(自律神経の一つ)を評価して色々方法はあるのですがメカニカルリンクというやり方で施術しました。。結果…、旅行先からメールで写真を送って下さり、大きく酔う事なく旅行を楽しめているとの事)^o^(。帰って来られてからもとても感謝して下さいました。

自律神経は血圧や体温、内臓の働きなど、人間の身体を自動制御してくれている大切な神経で、様々な身体の不調に対して大なり小なり必ず関わっていると言えるかもしれません。こうした組織へのアプローチ方法があるのは施術者としてもとても心強いです。
もうお一人は50代男性。自動車を組み立てる工場で重労働をされているのですが、この一か月重度のヘルニアで仕事を休んでいるとの事でした。ヘルニアに対しては所属するオステオパシーの会でも丁寧に講義頂き、毎食後痛み止めを飲むほどの方でもほとんどのケースで楽になって頂いております。
ただ、ここ1〜2年症状の軽減しにくいケースが出てきています。詳細は書きませんが電磁波やPMなどの外的因子が原因だと思われます。
なので、この方のケースでは全体の施術の後に痛みなどに良い結果を出してくれている脳の視床という場所へインパルステクニックを施しました。
2週間後に2回目の施術に来られたのですが、症状はほぼ収まり仕事にも復帰されているとの事でした。
オステオパシーアプローチではこのような神経系、特に脳分野(視床、大脳基底核…)などの身体の奥の方へのアプローチも可能ですし、今後はこうした繊細な場所への考え方や施術を勉強していける機会が増えていますので、更に皆様へのお役に立てるのではないかと僕自身期待していますし、こうした分野への症例も記載していきたいと思います。
さて、今までオステオパシーでは身体の様々な組織(骨、筋・筋膜、内臓、頭蓋骨、血管、神経etc…)への評価、施術方法があり、それらは必ずしも症状が出ている場所に施される訳ではない、つまり身体全体は繋がってお互いに関連しあっているんですよという事を僕なりに書いてきました。
次からは、オステオパシーで使われる評価やテクニック、また日々の臨床の中での興味深い例についても一般の方に分かりやすく書いていきたいなと思います。

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