オステオパシーについて~テクニック編8「LAST(リガメンタス・アーティキュラー・ストレイン・テクニック)」

今回のオステオパシーテクニックはLAST(リガメンタス・アーティキュラー・ストレイン・テクニック)についてお書きします。

これはアメリカのオステオパシー会の巨星、ローリンベッカーDOやロバートフルフォードDOなどをメンバーとして構成されたダラスオステオパシー研究会が、創始者アンドリューテイラースティル先生や、その弟子ウィリアムガーナーサザーランド先生などが用いていたとされる頭蓋から全身へのテクニックを研究し、発展させたものです。

といってもオステオパシーの歴史をご存じない方にはピンとこないと思いますが、簡単に言えば、靭帯、筋膜、関節などに関して、古くから使われていたであろうテクニックを再度掘り起こして研究し、今なお先の研究会によって発展させていっているテクニックです。

具体的には組織を「自由化」「誇張」「バランス」という三つの原則を元に組織を位置、柔軟性を取り戻し、体液の流れを促進出来るように回復させるものです。

原理で言えば、間接法も直接法もありえるテクニックです。

ちょっとわかりにくくなってしまいましたが、ごく簡単にご説明すると、どのような世界でも温故知新というのはあって、やはり昔の不便な状況の中で優秀な先生方が苦労して編み出されたであろうテクニックというのは、合理的で理にかなっている部分が多く、それらを様々な文献を元に掘り起こし再現させながら、改良を加えるものは加えていく、そうしたテクニックであり当然のごとくその効果は絶大です。

また、自由化、誇張という位なので、矯正音などを伴うことなく、非常にソフトかつ、施術を受けれられた際の体感もあり、個人的にはとてもよく使っているテクニックです。

(同じ趣旨で古いテクニックを掘り起こしつつ、使われた地域で呼称が異なるBLT(バランストリガメンタステンション)というものもあります)

 

※湊は日本人講師によるベーシックコースと、ダラスオステオパシー研究会会長コンラッドスピースDO(書籍LASTの著者)によるアドバンスコースを共に受講、終了しています。

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