オステオパシーについて~テクニック編1(原理)

今回から何回かに分けてオステオパシーのテクニックについてなるべくわかりやすくご説明していきたいと思います。

オステオパシーには沢山のテクニックがありますが、それらの中でも代表的なものをご紹介して、特にそれらが何故安全かつ有効的なのかを理解して頂けたらと思います。

今日はそれぞれのテクニックに共通する「原理」つまり基本的な考え方についてご説明します。

先ほど沢山のテクニックがあると言いましたが、それらを大きなくくりに分けると「直接法」と「間接法」に分かれます。

例えば中心にあるものが右にずれていると仮定しましょう。元の位置に戻したいと思えば、当然右から左へ戻せば良いですよね。これを「直接法」といいます。

そしてオステオパシーに特徴的なのが「間接法」です。

右にずれているものを更に右に誇張させて自由にさせてやり、緩むのを待ってゆっくりもとに戻すと自然と中心に戻るという原理です。

説明を解りやすくする為に今は平面(二次元)でご説明していますが、実際のテクニックは空間(三次元)で行われ、直説法にしても関節法にしてもその方向、力加減などが絶妙な感覚で行われないとうまくいきません。それだけに習得には解剖・生理学の知識、触診・感覚の練習が必須になってきます。

直接法には主にHVLA(高速低振幅)、MET(マッスルエナジーテクニック)、メカニカルリンクなどのリコイルテクニックなどが代表的なものです。

そして関節法こそがオステオパシー独特の考え方で、直説法に比べると多少施術時間が長くなりますが、この原理を使うと赤ちゃんからご年配の方までとても安全に施術対応出来ます。主にはSCS(ストレインカウンターストレイン)、FPR(ファシリテッドポジショナルリリース)などがあります。

そしてその他の筋膜リリーステクニックやLAST(靭帯性関節ストレインテクニック)、スティルテクニックなどは直接法と関節法の両方の原理が含まれる場合があります。

関節法テクニックに至っては非常にソフトで安全なテクニックである事は先ほど話た通りですし、直説法はいわゆる「ポキッ」という矯正音を伴う事もありますがオステオパシーのそれは周りの組織を十分緩めた上で、緻密に行いますので危険性はありません。(ソフト整体のどかでは矯正音を伴う可能性があるテクニックを用いる場合は患者様に前もって確認、許可をとった上で行っています)

さて、これらを踏まえた上で次回からは個別の代表的なテクニックをご紹介していきますね。

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